ホームオーナー保険にに加入されていますか?
戸建て、コンドミニアムを問わず、物件購入後に一番大事と言っても過言ではないのが、「ホームオーナー保険」です。
弊社で物件購入の仲介をお手伝いさせていただく場合は、必ず、名義変更日(その日から物件オーナーとなる日)から、ホームオーナー保険が、有効となるように事前に、保険加入手続きをしておきます。
なぜ、ハワイの物件を買ったら保険に入らないといけないの?
ハワイに別荘を購入して、年に数回利用するという方が多い中、利用頻度が低いのに、なぜ保険に加入しないといけないのでしょうか?
その理由は大きく2つあります。
その1、留守中でも水漏れは発生する可能性がある
例えば、冷蔵庫の製氷機のウォーターラインに支障があれば、お水が床に漏れてしまうこともあります。
もし、床材がハードウッドの場合、乾いても木にダメージが残ってしまいます。
戸建ての平屋で自身の部屋だけで止まればいいですが、コンドミニアム(マンションタイプ)だとしたら、下の階に被害を及ぼしてしますこともあるのです。
その2、コンドミニアムの場合、他の部屋からの水漏れの被害も
日本に滞在中に、ハワイの物件が、上や横のお部屋からの水漏れ被害にあうこともあります。
日本の場合であれば「水漏れを起こしたお部屋のオーナーが、被害を与えたお部屋の修理費などを支払うのが当然」だと思っている方も多いと思います。
しかし、ハワイの場合は、そうでない場合もあります。
その場合は、通常被害を受けた側が自身の保険で修理をするようになります。
よって、保険に入っていないと大きな実費を自己負担する可能性が出てくるのです。
別荘として、年に数回利用するだけなので、保険は必要ないでしょ!
実例を一つお話しておきます。
弊社以外の他社を通してハワイの物件をご購入したオーナー様。
購入後、弊社で物件管理のご相談を受けたケースです。
驚いたのが、ホームオーナー保険に加入されていなかった方もおられたということです。
「そもそも、別荘として、年に数回利用するだけなので、保険は必要ないでしょ!」と言われて、逆にびっくりしたこともあります。
物件を使用する頻度に関係なく、ホームオーナー保険加入は必須です。
また、このようなことからも、ほとんどのコンドミニアムでは、オーナー組合が、各物件オーナーにホームオーナー保険に加入することを義務付けしています。
ですので、ホームオーナー保険は、戸建て、コンドミニアムを問わず、また、物件の使用頻度に関わらず、加入しておくことが必須と言えます。