ハワイならではのお話ですが、一戸建ての管理をしていると「ヤシの木の剪定」が発生する場合もあります。
ヤシの実だけではなく、お庭のある物件であれば当然お庭の管理も必要です。
伸び放題で放っておくとご近所からクレームが、なんてことも。
また、大きくなったヤシの実が落ちてケガや建物、車に破損させる恐れもあります。
先日も、管理物件でヤシの木が伸びていたので剪定をお願いしました。
何メートルもの高さのヤシの木を切るのは、命がけの作業です。
これは実際の作業の様子です、建物オーナー様の許可を得て掲載しております。
剪定してくれる職人さんは靴に鉄制のスパイクのようなものをつけて、あっという間にヤシの木の上まで登っていきました。
風が吹くとかなり揺れているのがわかりました。
最初にヤシの木の葉を一枚ずつナイフで切り取り、指定された場所(地面)に、上から落としていきます。
下から見ているとヤシの木の葉の大きさがわかりませんが、実際に地面に落ちてきた葉をみるとかなりの大きさに驚きました。
葉を全て落とした後は、ヤシの木のてっぺんにある芯のようなものを切っていましが、かなり重量があるようで両手で作業をしていました。
足についているスパイクだけで体を支えている状態で、風が吹くと下から見ていて、ハラハラしていました。
芯のような部分を切り取ったあとは、ロープで下に降ろしていました。
ヤシの木が幹だけになったあとは、上から何回かに分けて切っては下に降ろしての作業を繰り返して、1本のヤシの木の伐採が終わりました。
まさに命がけです。
この作業をする人に怖くないか聞いたところ、慣れれば全く怖くないとの返答。
では、どうやって訓練するのか聞くと、見て覚えるだけで、そのあとはすぐに実践とのこと。
経験を積むことしかないと言っていました。
ただ、おどろいたのは、なんと、、、、
「高所恐怖症だ」と言うのです。
なぜヤシの木の上は怖くないのか不思議でなりません。